都立国分寺高校受験生向けの基本情報

都立国分寺高校受験生なら知っておきたい基本情報

いわゆる「都立2番手校」のひとつとされているのが国分寺高校です。三多摩地区では国立高校がトップ高で、それに次ぐのが八王子東、立川、武蔵、国分寺高となっています。

 

単位制高校のため募集枠が男女別になっていないなど他校とは違う特徴もあるので、受験生向けの情報をまとめておきました。

 

東京都の進学指導特別推進校に指定

東京都では大学への進学指導を重視する都立高校を「進学指導重点校」と「進学指導特別推進校」として指定しています。

 

進学指導重点校は、都立日比谷、西、国立などで難関国立大学への進学を目指すもの。
進学指導特別推進校は、国公立大学や難関私立大学等を目指すものです。

 

国分寺高校は、進学指導特別推進校に指定されています。
(ほかには新宿、町田、小山台、駒場高など)

 

木もれ陽祭

都立上位校に多いのですが、進学に力を入れていても勉強ばかりというわけでもありません。勉強も部活や文化祭もというのが国分寺高校の特徴。

 

木もれ陽祭といって、合唱祭、文化祭、中夜祭、体育祭を1週間で行う国分寺高校伝統の学校行事もあります。この1週間はまさに「お祭り」という感じ。

 

勉強とのオンオフの切り替えがしっかりしているのが校風ともなっています。

 

単位制のため女子生徒がやや多い

国分寺高校は単位制のため募集人員が男女別に決められていません。全体で何名と決まっているだけです。このため男女比が5対5とはなりません。

 

平成29年度時点では全校生徒951人に対し、男子456人、女子495人)。
女子生徒の割合が52%とやや多くなっています。

 

平成29年度学校経営シート
  • 授業 … 習熟度別授業(国・数・英)、土曜授業年間20回
  • 制服 … 男子:ブレザー(紺)、女子:ブレザー(紺)
  • 募集人員 … 推薦64名、一般252名

 

一般枠の倍率は1.6倍前後、推薦枠は2〜3倍台

一般枠の受検倍率は最近は1.6倍前後で推移していますが、2倍以上となった年もありました(平成25年)。一般枠の募集員数が252人に増えた平成26年以降は1.6倍前後となっています。

 

都立国分寺高校の受検倍率推移
年度一般枠募集人数(一般)推薦枠
平成29年度1.67倍252人2.97倍
平成28年度1.62倍252人2.38倍
平成27年度1.56倍252人3.36倍
平成26年度1.66倍252人3.58倍
平成25年度2.01倍220人2.39倍
平成24年度1.77倍220人1.72倍

 

都立国分寺高校の受験対策

都立国分寺高校の入学試験(一般枠)では、都立高校の共通作成問題と進学重視型単位制高校グループ作成問題が出題されます。

  • 国語、数学、英語(リスニング除く) … 進学重視型単位制高校グループ作成問題
  • 社会、理科、英語(リスニング) … 都立高校共通問題

グループ作成問題はホームページ上に過去問が掲載されています。
受験勉強の計画を立てるためにもチェックしてみてください。

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