都立青山高校受験生なら知っておきたい基本情報
神宮外苑にある都立青山高校は都立高校の中でも有数の人気校です。いわゆる都立2番手校のひとつで学力レベルが高いだけでなく、受検倍率が2倍を超えることも少なくありません。
都立青山高を第一志望にしている人は、十分な受験対策を立てる必要があります。
都立青山高校の受検倍率推移
過去5年間の都立青山高の男女別受検倍率は次の通りです。
年度 | 男子 | 女子 |
---|---|---|
平成29年度 | 1.73倍 | 1.87倍 |
平成28年度 | 2.14倍 | 2.11倍 |
平成27年度 | 2.12倍 | 2.00倍 |
平成26年度 | 1.78倍 | 1.74倍 |
平成25年度 | 1.76倍 | 1.76倍 |
平成27、28年度は男女とも2倍を超えています。最新の平成29年度は2倍を下回りましたが、都立高の中では倍率が高いことに変わりはありません。
なお、募集人数は、男子130名、女子120名となっています。
自校作成問題
都立高校の入試は共通問題で行われるのが一般的ですが、一部の高校の場合は独自に作成した問題(自校作成問題)で入試が行われます。
都立青山高校は、この一部の高校にあたります。
つまり、自校作成問題で入試が行われるというわけです。
ただし、社会と理科は都立共通問題です。
(自校作成問題は国語、数学、英語のみ)
5教科とも自校作成問題と勘違いしている人がいるので注意しましょう。
難易度にあわせた受験勉強
基本的に都立共通問題より自校作成問題のほうが難易度は高いです。
このため、受験勉強のレベルも上げなくてはなりません。
ただし、それは国語、数学、英語の自校作成問題が出題される科目のみ。
社会や理科で難易度の高い問題集を解く勉強は効果的ではありません。
社会や理科は都立共通問題で入試が行われるからです。
このため難易度が高い問題はそれほど多くありません。
難易度中以下の問題での取りこぼしを少なくする勉強をしておきましょう。配点は5教科とも100点ずつなので社会や理科で確実に稼ぐのが受験戦略として得策です。
マメ情報:都立青山高の制服
都立青山高には制服がありません。
ただし、標準服というものがあります。
始業式、卒業式、修学旅行などの学校行事では標準服の着用が義務付けられています。男子は学生服、女子はブレザー、スカートが標準服です。
普段は私服でOK。
このあたりも人気の秘密なのかもしれません。