内申点のもととなる通知表の評定(成績)の割合データ

都立高受験内申点となる通知表の評定(成績)の割合

都立高校の入学試験(一般枠)は学力検査と内申点で総合判定されます。
(詳しくは「都立高校入試の仕組みを解説」に記載しています。)

 

ここでの内申点というのは通知表の評定(5から1)を点数化したものです。
ただし、相対評価から絶対評価に変わったことで3が平均とは必ずしも言えません。

 

通知表で5や4を取っている人の割合がどのぐらいいるのかについては東京都教育委員会が調査した結果が公表されています。この結果をまとめたので参考にしてみてください。

 

通知表の評定が「5」の人の割合は約12%(9科目全体)

平成28年12月末時点(2学期時点)での都内の公立中学校3年生の評定状況の調査結果が公表されています。科目別の評定の割合は下記の通り。

 

通知表の成績の割合(中学3年生2学期)
科目4以上
英語14.422.336.742.816.54.0
国語11.425.436.848.411.93.0
数学13.122.735.844.815.14.3
理科12.523.435.946.913.83.3
社会13.723.437.144.614.93.4
音楽12.326.739.049.29.22.5
美術10.827.137.951.08.62.5
保健体育8.827.936.753.07.92.4
技術・家庭10.527.237.750.59.32.4
9教科全体11.925.137.047.911.93.1
相対評価7.024.031.038.024.07.0

(出所:東京都教育委員会「平成29年報道発表資料」をもとに作成)
(数値は%、相対評価の割合は目安です)

 

相対評価の割合と比べてみると一目瞭然ですが、全体的に高くなっています。

 

表にはありませんが9教科全体で「3以上」となると「84.9%」。
相対評価であれば、69.0%となるところです。

 

「5」の人の割合が最も高いのは英語

科目別にみると最も「5」を取っている人が多いのは英語
14.4%なので、7人に1人以上は「5」ということになります。

 

ただし、英語は「4」の人の割合がやや少ないので、「4以上」となるとほかの科目とあまり変わりありません(36.7%)。

 

反対に最も「5」を取るのが難しいのは保健体育
8.8%なので、12人に1人ぐらいの割合となります。

 

全体的に実技4教科のほうが「5」を取っている人が少なくなっています。
ただ、実技教科は「2以下」の人が少ないのも特徴です。

 

自分の成績がどのぐらいに位置するのかチェックしてみてください。

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