都立高入試過去問分析(国語・漢字編)
都立高校入試の国語では毎年、漢字の読み書き問題が出題されます。
- 読み取り … 5問 × 2点 = 10点
- 書き取り … 5問 × 2点 = 10点
全10問で合計20点分となります。
勉強しておけば確実に得点できる問題ですので、しっかり対策をしておきましょう。
同じ問題が出題(平成22年と平成28年)
過去問を調べると漢字の書き取りで同じ問題が出題されたこともありました。
次の文章のカタカナにあたる部分を漢字で書け。
- 「海外に行くために、リョケンを申請する。」(平成22年)
- 「外国へ行くために、リョケンの発行を申請する。」(平成28年)
文章は異なりますが、「リョケン」という漢字の書き取りという点で同じです。
書けますか?リョケン。
ネットなどを使うことが多いと簡単な漢字でも書こうと思うと書けないことがあります。
取りこぼしてしまうことがないように手書きする勉強もしておきましょう。
ちなみに過去問は東京都教育委員会のホームページで掲載されています。
国語以外の科目もあるので、しっかりチェックしておきましょう。
都立高入試で過去に出題された漢字
都立高入試での漢字はそれほど難しいレベルのものは出題されません。
ただ、ど忘れしそうなところを突いてきます。
読み取り問題の出題例
- 港湾で働く人々
- 運動会に臨む
- 畏怖の念を抱く
- その土地の銘菓
- 寒さが募る
- 記念品が贈呈
- 子供たちの弾んだ声
- 恩師を慕って
- 花が芳香を放つ
- 邦楽の典雅な調べ
下線部の読みがなを書け
書き取りよりも読み取りのほうが得意(カンタン)と思う人が多いかと思いますが、読みでも意外と自信を持って答えられない問題があるのではないでしょうか。
書き取り問題の出題例
- ガクタイの迫力ある演奏が
- 話が機知にトんでいておもしろい
- 幹線道路に架かるリッキョウ
- 実行力にケイフク
- 手厚いカンゴ
カタカナにあたる部分を漢字で書け。
読みならカンタンでも、書くとなると難しい漢字があります。
確実に書けるように勉強しておきましょう。