都立高入試での科目別平均点データを調べてみました

都立高入試での科目別平均点は?

都立高入試(第一次募集・分割前期募集)の科目別平均点は、試験後に東京都教育委員会がホームページにて公表しています。この結果を過去5年分、まとめておきました。

 

平成28年は国語の平均点が73.9点と前年の65.6点から大きくアップした半面、理科50.6点と過去5年で最も低くなりました(詳しくは下記の表を参照)。

 

なお、平均点は都立高入試共通問題に対するものです。
グループ作成問題の点数は含まれていません。

 

都立高校入試での科目別平均点

科目平成28年平成27年平成26年平成25年平成24年
国語73.9点65.6点61.6点60.5点69.5点
数学60.9点62.0点57.6点55.4点57.2点
英語57.4点63.4点53.7点62.3点58.1点
社会59.3点59.1点57.4点51.5点57.7点
理科50.6点59.4点57.3点60.3点51.4点
合計302.1点309.5点287.6点290.0点293.9点

 

5科目合計でみると平均点は300点前後となっています。
単純に5で割ると1科目60点。

 

ただし、平成28年には国語と理科の平均点の差が23.3点もありました。
過去5年を見ても国語が高く、理科が低い傾向となっています。

 

全教科とも100点満点ですので、まずは6割を確実に正解することが目標となりそうです。

 

正答率が50%以下の問題数と配点

ほかの受験生と差がつくのは正答率が50%以下の問題です。
科目別に正答率50%以下の問題数とその配点は下記の通りでした(平成28年入試)。

 

正答率が50%以下の問題(平成28年)
科目問題数配点
国語2問7点
数学6問32点
英語8問32点
社会7問35点
理科13問52点
合計36問158点

 

平均点が低かった理科は半分以上の問題が正答率50%以下でした。
5科目合計でも500点満点中の158点に相当します。

 

得意科目をつくってこうした問題で差をつけるのが合格への近道と言えます。

 

 

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