都立３番手高校（大泉、富士、豊多摩高）の受験倍率データ

都立３番手校（大泉、富士、豊多摩高）の受験倍率データ

都立３番手高校と呼ばれるグループの中から、２３区の西部に位置している大泉高校（練馬区）、都富士高校（中野区）、豊多摩高校（杉並区）の受験倍率を比較してみました。

大泉高と富士高は中高一貫校ですが、高校からの入学も受け付けています。

大泉高と富士高は中高一貫校の募集枠はともに６２名（男女３１名ずつ）と豊多摩の２５３名（男子１３３名、女子１２０名）より少なく、倍率が極端になることがあります。

平成２８年の大泉高校は、男子が１．３２倍となり、前年（平成２７年）の１．５５倍よりも低下しました。１．３２倍というのは、都立校全体（普通科、コース制・単位制以外）の１．４４倍よりも低い水準です。

平成２４年には２．００倍だったのですが、ここのところは落ち着いています。

女子も、１．３５倍（平成２７年）から１．００倍（平成２８年）へと低下。女子は過去５年とも都立校全体（同）の倍率を下回る状態が続いています。

富士高校も男女とも前年比で下がりました。男子が１．６５倍→１．１６倍、女子が１．４８倍→１．０６倍です。ただし、男子の場合は平成２５年の１．９４倍など変化が大きくなっています。

豊多摩高校は、男子が前年からはアップ。１．５６倍→１．６８倍となりました。ここ５年を見ても、比較的高い倍率で推移しています。

女子は、１．７３→１．７４へとわずかにアップ。女子は１．７倍以上が５年連続で続く人気となっています。

高校名	平成２８年	平成２７年	平成２６年	平成２５年	平成２４年
大泉	1.32	1.55	1.39	1.52	2.00
富士	1.16	1.65	1.16	1.94	1.64
豊多摩	1.68	1.56	2.01	1.73	1.62

高校名	平成２８年	平成２７年	平成２６年	平成２５年	平成２４年
大泉	1.00	1.35	1.10	1.10	1.64
富士	1.06	1.48	1.65	1.19	1.64
豊多摩	1.74	1.73	1.82	1.71	1.90

（データ出所：東京都教育委員会ホームページ）