都立3番手校(駒場、小山台、三田高)の受験倍率データ
都立3番手高校と呼ばれるグループの中から、都立駒場高(目黒区)、小山台高(品川区)、三田高(港区)の受験倍率を比較してみました。
都立駒場高、小山台高、三田高の最新受験倍率
平成28年のこの3校の受験倍率は前年(平成27年)と比較して低下したところがほとんどでした(小山台の女子枠のみが前年比で上昇)。
駒場高校は、男子枠が2.11倍(平成26年)→1.77倍(平成27年)→1.44倍(平成28年)と2年連続で低下。1.44倍というのは都立高校全体(コース・単位制以外の普通科)の倍率と同じでした。
都立高校全体(同)の倍率は、平成26年、27年とも1.43倍でほとんど変わっていないので、駒場高校の倍率低下が目立ちます。
女子枠も、2.03倍(平成26年)→1.71倍(平成27年)→1.57倍(平成28年)と同様の傾向。こちらも都立高全体の倍率1.50倍と同じ水準となりました。
小山台高校は、男子枠が1.70倍(平成26年)→1.60倍(平成27年)→1.50倍(平成28年)。
こちらも2年連続で低下しました。
女子枠は傾向が異なり、平成27年の1.46倍から平成28年は1.75倍に上昇しました。
三田高校は、この3校の中では男女とも過去2年、最も倍率が高い学校です。
平成28年の受験倍率は、男子1.60倍、女子2.04倍です。
ただ、ここ数年と比べると男女とも低い倍率となりました。
女子の場合は低いと言っても2倍超えが続いています。
男子も平成27年は2.08倍でしたが、平成28年は1.60倍に落ち着きました。
都立駒場高、小山台高、三田高(都立3番手)の受験倍率推移
男子
高校名 | 平成28年 | 平成27年 | 平成26年 | 平成25年 | 平成24年 |
---|---|---|---|---|---|
駒場 | 1.44 | 1.77 | 2.11 | 2.02 | 1.74 |
小山台 | 1.50 | 1.60 | 1.70 | 1.35 | 1.80 |
三田 | 1.60 | 2.08 | 1.91 | 1.85 | 2.06 |
女子
高校名 | 平成28年 | 平成27年 | 平成26年 | 平成25年 | 平成24年 |
---|---|---|---|---|---|
駒場 | 1.57 | 1.71 | 2.03 | 1.96 | 1.97 |
小山台 | 1.75 | 1.46 | 1.67 | 1.49 | 2.01 |
三田 | 2.04 | 2.27 | 2.43 | 2.21 | 2.26 |
(参考)平成28年募集人員
高校名 | 男子 | 女子 | 合計 |
---|---|---|---|
駒場 | 133 | 120 | 253 |
小山台 | 133 | 120 | 253 |
三田 | 124 | 113 | 237 |
(データ出所:東京都教育委員会ホームページ)